エンジニアは一人で黙々仕事をするというイメージがあり、コミュニケーションが苦手な方がIT業界に転職してギャップを感じてしまうことは多いです。エンジニアはシステムやソフトウェアの開発を行いますが、業務を一人だけでこなすプロジェクトはそれほどありません。複数人でチームを組み、プログラマーなど他の業種の人と協力しながら開発を行うことになります。
また、プロジェクトによっては、クライアントにプロジェクトの進行状況を説明したり、企画案を制作するために色々な話を聞いたりしなければなりません。そのため、意外と人と接する仕事が多く、コミュニケーション能力が求められます。人との関わり方で悩みを抱えるエンジニアも多いので注意が必要です。
覚えることがたくさんあって、周りになかなかついていけないと悩むエンジニアもいます。エンジニアはプログラミング言語に関する知識が必要になりますが、IT業界は成長スピードが早く、常に新しい技術が生まれています。半年前とは開発環境が変わることも珍しくなく、新しいプログラミング言語や技術を学ばなければなりません。情報にアンテナを張り、常に新しい技術を吸収する努力が必要になります。
また、エンジニアは経験年数が増えると、管理職を任されることもあるので、マネジメント能力なども必要になってきます。若い人達を上手くまとめることができず、悩んでいる人も多いです。エンジニアだからといって、技術だけあればどうにかなると考えているとギャップに悩まされることになるでしょう。